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フッボラ饗庭、「脱サラ→教員」からのチャレンジ!

皆さんこんにちは、フッボラの饗庭寛二(あいばかんじ)です!

今回はチャレンジというキーワードのもと、私がなぜスペインバスク地方に指導者としてチャレンジしているかについて書いていきたいと思います。

教師を辞めてバスクへ

私はスペインバスクでサッカー指導者として4年目のシーズンを迎えていますが、こちらにくる前は高校の教員をしていました。さらにその前は一般企業で働いていたという少し変わった経歴を持っています。

一般企業から教員になるというのも私にとってはチャレンジだったのですが、さらに教員という私にとっては天職かと思っていたくらい楽しく充実していた仕事を捨てて、スペインバスクに行くというのは私の人生で最も大きなチャレンジであり、ストレスでした。実際に決断をしてから行くまでの間にストレスで顔面麻痺になったり。。。

年齢的にも当時32歳。20代前半で海外へチャレンジする人が多い中、自分自身大きな人生の転換でした。

ではなぜそんなチャレンジをしたかというと「もっとサッカーを学びたい」と思ったからです。サッカー部の指導をしていて、自分のサッカーの知識量の少なさに気付かされ、本を読んだりセミナーに参加したりするものの、なんだが付け焼き刃感が拭えませんでした。

「だったら本場に行くしかないでしょ」という思いと、一度きりの人生なので行けるところまで上り詰めてみたいという思いで海外に行くことを決意しました。

そんな中で大学の先輩でもあるフッボラ岡崎の講習会に参加し、頼らせて頂いて今現在バスクで活動をさせて頂いています。

3足の草鞋を履くチャレンジ

4年目の今シーズンは3足の草鞋を履いています。

1つは自分のメインチームであるSDデウストのフベニールC(U17、高校年代)の監督です。昨シーズンに引き続き同じカテゴリーを見ているのですが、昨年はコロナでリーグ戦ではなくカップ戦が行われたため、事実上私にとっては今シーズンが監督として初めて1シーズンフルに戦うデビューの年でもあります。

私のチームは高校年代1年目の選手たちがほとんどで、対戦相手は3年生。フィジカル的にもメンタル的にも成熟している相手に対してどのように戦うか。それ以前にチームを作る=サッカーの戦術以外のグループとしてのあり方を整えることの大切さを実感しながら、今年は自分がやりたいサッカーにもチャレンジ中です。

2つ目の草鞋はアスカルチャのベンハミン(U9)の監督です。こちらに来た1年目からお世話になっているクラブ。そこで今回初めて監督をさせて頂けることになり、なおかつ1年目に関わっていた選手2人がコーチとしてつくことに。そんな素晴らしい縁を感じながら、話を聞かない子や寝転んでしまう子、逆に意識が高いことのギャップをどう扱っていくか、日々迷いながら経験を積ませてもらっています。

3つ目の草鞋はSDデウストのトップチーム(スペイン5部、セミプロ)の分析官です。対戦相手の試合を撮影し、監督にコメントとともに渡す、ビデオを編集してミーティング用に作成、練習に帯同と4年目のシーズンでこんなことをさせて頂いていることに、また信頼して任せてもらえていることに感謝です。このチャレンジは学びも多く、監督が選手にミーティングでの言葉のチョイスや監督の考えが学べたり、またホームとアウェイでの対戦相手のサッカーの違いなどなどキャパを超えるくらいの学びで溢れています。

2つしかない足で3足を履くのは大変なのですが、このチャレンジは私にとって非常に大切だなと感じながら今ヒーヒー言いながらも行っています。

これからのチャレンジ

「知識が足りない」だからこちらに来たと最初に書きましたが、当初来た時は「リーガエスパニョーラで監督」とか「日本代表の監督」とかを目標として掲げていました。というよりもそういう目標を掲げて背伸びをしたかったという感じでした。

では今はどうか、というとそのようには思わなくなりました。その代わりに今持っている目標は「ユース年代のこちらのトップリーグで指揮をとってみたい」ということです。そのために何かを準備するわけではなく、今を必死に全力で活動する中で自分に実力と巡り合わせがあれば到達するかなと思います。なので目標と書きましたがそこを常に見ているわけではありません。それとは別にもう一つ目標があり、ユース年代はこちらでは育成ではないのですが、私の中では育成的要素は必要と思っています。そして勝利と育成を両方達成できる、そんな理想とする指導者になりたいと思いつつ現在進行形でチャレンジ中です。

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