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イニゴ・ロペス連載 ♯1 トレーニングにおける指導者の役割

皆さん、こんにちは。イニゴ・ロペスです。

フッボラの新しいコーナーがスタートしました!スペインバスクの育成現場を題材に、日々の学びを共有していこうと思います。さらに、サッカー観やトレーニングについて、皆さんと学びを深めていけることを嬉しく思います。

さて、早速ですが、質問です。

「育成年代の選手をトレーニングする上で、大事なことは何でしょうか?」

それは、長期的に選手が成長できる学びのプロセスの基盤を作ることです。

そして、指導者が選手個人に寄り添うということでしょう。

選手自身がサッカーを理解していることは、サッカーに必要なコンセプトを獲得するためは欠かせません。だからこそ、指導者は数多くの引き出しを持つ必要があると言えます。選手が学びを得ていく為に、手を差し延べる必要があるからです。

指導者の役割

指導者の役割というのは、フットボールを理解し、それらを伝える専門家でなければいけません。ある意味、知識と学びの間にある「触媒」のような存在にならなければいけないのかもしれません。そして、この二つ、理解すると伝えるはイコールの関係では決してありません。

さらに、指導者が各選手に適した方法で寄り添うことが、半ば無意識に学びを得られるような状態へと導いていきます。学びが無意識に身体に染み付くことで、その知識が将来その選手の血となり肉となるのです。

知識を無意識化する

では、知識を無意識化するために何が必要か?

それは、状況に応じた判断やプレーの引き出しを、トレーニングから学ぶということです。つまり、プレーしながら理解すると言うことです。体験しながら体で覚えると言うことです。それが知識を無意識化していく上で、重要な過程です。

そして、そこで重要になるのが私達、指導者の存在です。選手にやらせっぱなしになっていては、適切な学びは決して生まれてきません。また、指導者は知識を育むために、メニューを構築し、必要に応じて介入する。つまり、プレーをさせながら、適切に介入するということです。それら2つが知識を無意識化していく上で、重要な過程です。

その中で、ボールを持つ、持たないに関わらず、駆け引きの中で主導権を握ること。受け身ではなく、能動的にプレーするということ。また、何かアクションをするのを待つのではなく、こちらから何か主体的に取り組める姿勢を促すことも大事なことです。

今、触れたことは言うことは簡単ですが、実際にプレーで表現するのは非常に難しいことです。そして、プレーの各局面で必要とされるアクションを読み取ったり、実行するための道具を多く揃えていることが求められます。

道具というのは決してサッカーシーンにだけ必要なものではありません。ヒューマンスキルも求められます。責任感や決断力、度胸、信念といったものです。時にはミスに向かい合い、仲間と信頼できる関係を築いていかなければなりません。

そんな内容を次回以降、動画販売で紹介していきます。今述べた内容をより詳しく動画ではお伝えしていきたいと思います。楽しみにしていてください。

動画販売第一弾のテーマは「育成年代におけるトレーニングメソッド」についてです。

それでは、今回はここまでです。最後まで読んでくださりありがとうございました!

イニゴ・ロペス

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