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トレーニング 〜指導者が存在する理由〜 2

勝ちたかったらプレーリズムを高めろ? 〜考え過ぎる余り忘れてしまう最も大事な要素〜

こんにちは岡崎です。僕はこれまで何度も指導者としてある種の失敗をしてきました。皆さんはどうでしょうか?

以下、結果を出すことを優先して現場に立つ方は共感できる経験なのではないでしょうか。限られた時間の中で最大限のパフォーマンスを出す為には何が必要か?それは如何に”戦術・技術的に”効率良くトレーニングをするかです。それはもう時間との戦いです。どれをやらないかという捨てる作業です。なぜならやることを挙げだしたらキリがないのですから。指導者の頭に浮かぶことはどんなことか。試合が終わればまた直ぐに翌週のスタメンを選ぶ作業に移ります(勿論一週間の活動の中でそのスタメンは変化・調整されていきます)。つまりまず試合のプランニングを行うわけですね。そしてそれを一週間のプランニングに落とし込んでいきます。自分たちが得意とする部分を上手く活かしながら週末の相手の強みを消したり弱みをうまく突いたりするということ。また相手に関わらず自分たちを成長させ続けることにも意識を向けることも忘れてはいけません。また各選手が持つ個人の課題に寄り添ったりそれらを加味した”個人的な”指導アプローチをしたりすることも求められます。この時点で取り組むべきたくさんの戦術コンセプトが存在することになります。これらを私たちは限られた時間とスペースで行わなければいけません。また実際の試合で発生する関係にも気をつけるでしょう。2、3人の関係が限度かも知れません。なぜなら7、8人のブロックの関係を明からさまに練習で試すと選手もそれに気づいてしまいますから。練習中に選手たちが意図を理解していないシーンがあったらストップして理解を促したい衝動に駆られます。説明の時間が長くなり、トレーニングはブツ切りの時間を繋ぎ合わせたような時間になります。そんな時選手達の見ると、何かこう消化不良な何とも言えない顔をしているものです。皆さんはこんな経験はないですか?ritmodeentrenamientoeneibar

これは本末転倒な状態です。指導者が考え過ぎるあまり一番大事なことを忘れてしまっている状態です。なぜならば練習で最も大事なことは高いプレーリズムの中でプレーをするということだからです。プレーリズムが全てです。何よりも優先すべきはトレーニングが高いプレーリズムで行わるということ。プレーリズムは無い練習はその時間何もしていないのと同じです。例えじゃんけんでランデムでチームを2つに分けゲームをやらせてもそこに高い強度がプレーが存在しているなら、考え込まれたメニューを低いリズムでプレーしている練習よりよっぽど意味のある時間を過ごしていると断言できます。エイバルで通訳としてシーズンを通じてトレーニングに参加できた経験は自身に指導者として多くの考察与えてくれました。その一つがこれ、プレーリズムを高くトレーニングすることがどれだけ重要かということ。監督のメンディリバル監督は如何に練習をストップせずに行うかにこだわりを持っています。また日々のトレーングは非常にシンプルなものでルーティーンのように行うメニューを多々存在します。戦術的指摘はそこまで多くありません。指摘することはもちろんありますがそれもプレーリズムを高める為に為されているのではと思わされる程。戦術的指摘は練習前後時には練習中(この場合はメニューに参加していない選手と)個人ミーティングのようなカタチで行われます。その多くはアシスタントコーチが行います。時にはスタッフルームに選手を呼んでビデオを通じて行われることも。しかしピッチでは兎に角高いプレーリズムでプレーし続けることを要求します。こういったカタチでトレーニングされたチームが、自分たちよりもランクの高いチームに互角以上の戦いをしたり、勝利したりする姿を見ている時、改めてプレーリズムを高くトレーニングすることが如何にチームを強くする際に重要かを思い知らされます。トレーニングについて考えれば考えるほど忘れてしまいがちな、でも絶対に忘れてはいけない要素です。自戒もこめて。

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