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スイス対フランス 〜ポグバが示す”新たな基準”とスイスCBによる手本〜

今大会でも”偏差値”の高い両チームのぶつかり合いは前半に関しては良く締まった好ゲームになりました。中でもこの試合で印象づけられたのはポグバ選手でしょう。今日の様なパフォーマンスをみれば、今世界で最も優れたサッカー選手であることは明らかでした。120年近く続く長いサッカーの歴史の中でまた世界のトップの基準が引き上げられたのでは?と思わされた方も多かったのではないでしょうか。彼の身体能力の高さには触れる必要がないと思いますが、その他にもチームの為に献身的に走ることができ、両足を自在に操れ、フィニッシュを持っているかと思えば中盤の繋ぎ役としての役割も果たすことができる。そして空中戦も強く、ボールを持った時の想像性がある、長いフィードも蹴れる。強いて言うなれば立つ位置が良くない時があるくらいでしょうか。 「クローズの展開力やケディラの運動量、イニエスタの判断や献身性、フェライニ(ベルギー)の高さと上手さ、イブラヒモビッチの決定力をみんな足してみました!」と言わんばかりの選手です。当にこれからのサッカー界で”完成された選手”とはこういった選手のことなのか、と新たな基準を提示されたように思いました。

suiza

スイスもコレクティブなサッカーで予選突破しました。中でも際立ったのは二人のセンターバック。明らかにフランスのセンターバック達よりも質の高い試合をしました。(逆に言うとフランスは今大会優勝を逃すとするとこのセンターバックが原因になる可能性が高いです。)それはフランスのCB二人がそれぞれイエローカードを引いたのに対しスイスの二人は一枚も貰わなかったことからもわかります。ヨハン•ジュール(ハンブルガー)とファビアン•シェア(ホッフェンハイム)は90分通して高い集中力を発揮し、フランスの攻撃陣を無得点に抑えることに成功しました。例えばサイド攻撃に対する対応。ポジションを失わずまずは自分のポジションに帰り良い体の向きをつくって互いにコミニュケーションを取る姿は日本の中高生には是非見て欲しいものでした。

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