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フッボラW杯寸評集 〜決勝トーナメント編〜

フランス4-3アルゼンチンR16(1)francia-argentinaんー何かこう「いい試合だったなぁ」と言い切れない試合でした。個人レベルの素晴らしいプレーがありました。#DIMARIA や #PAVARD のゴールは凄いゴールだと思います。#AGUERO のゴールをアシストした #メッシ のパスも凄かったです。#フランス代表 のカウンターを狙う為のその仕組み作りも素晴らしかったです。
しかしPAVARD がラインを上げないことで入った #MERCADO のゴールや。ディマリアにあそこまで時間を与えてしまったフランスの守備。#MBAPPE がとんでもないプレーをしたとは言え、アルゼンチン代表キーパーARMANIのレベルが決して世界トップレベルでないこと、といった決して最高の試合とは言えない要素も多々見られたことも事実でした。
#GRIEZMANN はやっぱり凄いですね。#GIROUD とMBAPPEの女房役のようにしっかりスペースを作ったりパスコースを作ったりできる彼はフランス代表チームには欠かせない存在です。また4点取った後、チームが前がかりになりすぎないよう、できるだけアルゼンチンの勢いを抑えるよう味方に指示をしていたのもさすがだなと思いました。それは #VARANE も同様。周りが熱くなる中しっかりと冷静に対応できていました。
それにしても今大会、レフリーのジャッジに大きなジェスチャーで文句を言うシーンが凄く多いです。これは良くない流れですね。

ウルグアイ2-1ポルトガルR16(2)Urguay-Portugal素晴らしいゲームでした。両者とも非常に団結したチーム。戦術的には #ポルトガル代表 の方が成熟度は高かったですね。選手の立ち位置を変えたり、交代カードを使ったりして試合の構造をこまめに整えるベンチワークは見事でした。しっかり海を様子を観察し波を読み分ける熟練サーファーのようでした。#ウルグアイ代表 はあの強烈な2トップを生かす為のカウンターを作る仕組みに問題がありました。そう言う意味ではもうしばらく見ることのできないかもしれないあのレベルの2トップの良さを最大限に引き出してないのが残念です。とは言え #ロナウド、#スアレス、そして #カバーニ と世界最高の選手達の調子が良かったのはこの試合を魅力的なものにしてくれました。ウルグアイはサッカーを通じて大事なことを教えてくれています。ウルグアイを見ていて何かこうジーンとくるものってあると思います。彼は何を持っているのでしょうか。

スウェーデン1-0スイスR16(7)Secia-Suiza両チームとも自分達の“花”をいかに輝かせるかがテーマでした。#スウェーデン代表 の花 #FORSBERG(右利き)は左サイドでプレー。左足でクロスをあげる置き所から独特のクライフターンで持って右前にその置き所を瞬間移動をさせることのできる天才です。そしてそんな天才があそこのまで“働く”姿に世界は胸を打たれます。#スイス代表 の花は今大会参加選手の中でも左足のキックの球質球威ナンバーワン #SHAQIRI(左利き)ですね。ただFORSBERGとの大きな違いは守備に対する献身性。失点シーンはそれがはっきりと見えました。

それにしてもスウェーデンは442で戦うチームにとっては教本のようなチーム。特にあのカウンターはすごいです。そして改めてディティールにまでこだわった素晴らしいチームだとと言うことがわかりました。ペナルティエリア内での守備、ペナルティエリア近くでの守備のコンセプトはしっかりと訓練されていますし、キーパ #OLSEN も陰のMVPです。そしてあの監督さんは人心掌握力によるものなのかはわかりませんが、スウェーデンの選手達はピッチ内外においてチームに自身を捧げる選手たちばかり。

今回スウェーデン代表は大きな山を越えました。彼らにとっては戦術的にもメンタル的にも今大会一番やりづらい試合だったと思います。もしかしたら次やってくれるんじゃないかなと思わされました。

コロンビア1-1イングランドR16(8)Colombia-Inglaterraこの試合はある意味ロシア大会を象徴するような試合になりました。「審判が絶対ではなくなったサッカー史上初めてのW杯」である今大会。大会を通じてずっと気になっていたのは主審の判定に対する選手・スタッフの反応です。そしてそれは今回の試合で顕著に現れました。 #コロンビア代表 の選手達によるレフリー #MarkGeiger 氏に対する抗議は度が過ぎ、醜ささえ覚えるシーンも多々。

コロンビアの選手達の抗議があそこまでなった理由はいくつか考えられます。そして今回はそれらが合わさったんだと思います。

まずはコロンビアの選手達の精神状態が非常に不安定だったということは間違いありません。そういう意味では #イングランド代表 の選手達はしっかり精神状態をコントロールしていました。ただ想像する限り背負うものの重さはコロンビアの選手達のそれの方が重いはず。

もう一つの理由はレフリーのジャッジにも問題があったということ。アメリカ人主審Mark Geigerさんは対話を重ん過ぎてコントロールできなくなってしまいました。ラテン民族で構成されるチームを率いても似たようなことが起こります。ロジックや誠実さだけでその空間の治安を維持するのは不可能です。時には物凄い迫力で持って選手にとっては理不尽にも写る手段で持ってその決断を正当化しなければいけない時もあります。勿論それだけでもダメです。迫力だけでは最後は誰も納得しなくなってしまいます。ただ今回はそのバランスが取れてなかった。

そして大きな理由はこちら。#VAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)の存在です。今大会から事実上試合を吹くのはピッチにいる主審ではなく、VARになりましたよね。このシステムは主審のアシスタントをする存在として紹介されています。しかしそれは名ばかりで、実際に一番大事な決定を行うのはVARです。目の前にいる存在(この場合主審)が最終決定権を持たないということがわかった瞬間、人間の心理は変わります。そして結果的にそれは行動にも影響します。コロンビアの代表選手達が抗議する姿は、お店のサービスに不満を持つ客が責任者を呼ぶよう店員に話かける姿と似ています。
この光景はどんな理由があるにせよこの地球最大のスポーツの祭典では許されないものです。残念ですし、サッカーというスポーツの大きな課題を露呈した試合になりました。
そして #KANE が凄過ぎます笑

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