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新連載スタート「スペインでチームを率いる 〜岡崎指導現場から〜」

こんにちは、岡崎です。このコーナーでは僕自身の指導現場について色々書いていきたいと思います。

始める理由は、これまでフッボラ合宿でこちらバスクに来ていただいた方々の感想にあります。そこでは「スペインで日本人がチームを率る光景を目の当たりにするのは刺激になった!」と言った類のコメントを頂きます。であれば少しでもその活動を知って頂ける機会を作ろうじゃないかと。僕としても多くの時間とエネルギーを現場に注いでいるのでそれを知って頂けるのは嬉しいです。

今季はAskartzaというクラブからDeustoというクラブに移籍しました。前所属アスカルチャというクラブは、スペインに着いて間もない僕に最初にチームを与えてくれたクラブです。その後、小、中、高、社会人と全ての年代のチームの監督を任せてくれて、多くの仲間を作らせてくれた自分の家のようなクラブです。今季はそのアスカルチャからこの地域の有力クラブの一つSDデウストに移籍しました。現在そこでU16Aチーム(高校一年生早生まれ、中三の4-12月生まれ)を任せてもらっています。このクラブが抱える各年代のチームはこの地域では高いレベルのリーグに所属しています。実際僕が率いているチームの同グループにはプロクラブであるアスレチック・ビルバオもいます。必然的に競技力の高い選手が揃っていて、相手チームの監督達のレベルもこれまででは一番高いです。勿論、クラブ内からのプレッシャーもあります。

ESCUDO 2010 -2011

昨シーズン中、デウストの強化ディレクターから電話がありました。「是非、来季うちのCadeteA(U16Aチーム)の監督をやってほしい」と。その頃は僕はこちらでの指導者生活7年が終わろうとしていた時でした。デウストのような強豪クラブからの直々のオファーは初めてのことで、すごく嬉かったです。ディレクターと面談を受けた時にその理由を聞かされました。「何度か君の試合を観に行った。実際トレーニングしているところも観に行ったよ。君のチームは戦術的に非常に整備されている。そして集団として凄く団結しているところも魅力だった。監督としての君の言動も私達が探す指導者像とマッチしている。文句をいうではなくポジティブに応援するそのスタイルや、周囲にリスペクトを失わないその姿勢は好感が持てた。」日本人である僕にクラブの大事なカテゴリーを任せてくれた彼に感謝しています。いい仕事をして恩返ししたいと思っています。更に嬉しかったのはそれが“3月の電話”だったということ。こちらのシーズンは6月に終わります。シーズン終了ギリギリで翌季の人事が決まることが多い中、僕がこのオファーを受けたタイミングはその3ヶ月前でした。

このコーナーではそんなデウストU16での活動を通じて、思うこと感じることを書いていきたいと思っています。よろしくお願いします。

 

 

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