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出張トレーニング in 沖縄


西原高校サッカー部を指導させて頂きました。体育会の部活動が盛んな学校としても知られる同高は那覇市街地から車で北東へ20分程度。バレー部は九州チャンピオン。マーチングバンド部に関しては世界チャンピオン候補。サッカー部の練習する隣で大きな楽器を持ってトレーニングに励むその姿は強烈なインパクトがあります。その道に対する覚悟・経験・歴史を感じましたし、短い時間でしたが何度か練習見学を行うことができたのは、競技や業種を超えた“強い集団とは”を考えるヒントを得ることができました。

そんな西原高校は沖縄県サッカー協会が認定した強化指定3高のウチの一つ。沖縄サッカーを第一線で引っ張る2人の先生がいらっしゃいます。経験豊富でエネルギーに満ちたこのお二人が同じ部を見ていることはまるでペップとモウリーニョが同じチームの指揮をとっているようなもの。贅沢な環境です。
部員100人を超える所帯の大きい同部は1-4軍に分かれて活動します。今回の出張トレーニングの内容は「試合分析→トレーニング→試合の指揮→トレーニング」まず1,2軍の公式戦を観戦し、各選手のプレー振りを分析し、それを踏まえてトレーニングを実施。下級生中心の3,4軍のトレーニングも並行して実施します。ここではより育成の色の濃いアプローチでメニューを構築しました。一年生が多い集団なので。トレーニングは合計で8セッション行い、最後に1軍の試合の指揮をとらせて頂きました。

印象的だったのは選手達のオープンなメンタリティ。何かこう心理的な距離を全く感じずに初日から彼らと接することができました。強化に力を入れるサッカー部でよく見かける選手と先生の間にある必要以上の距離が西原高校にはありません。これは沖縄の方々の特徴なんでしょうか?わかりません。ただ経験豊富な50歳を超える指導者にとって高校生達とフランクな関係を作ることは決して簡単なことではないことは確かです。

そもそも今回僕を呼んでくださったこと自体にも関連しているはず。自分よりも遥かに多くの経験をされて来た方々が「選手達により多くの刺激を」ということで僕にトレーニングだけではなく、実際の試合の指揮までとらせてくださる。皆さんはできますか?僕はできないと思います。
濃密な5日間でした。ありがとうございました。

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