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リーガを観て指導する 第11節

CEL-ATH バルサの系統を汲むセルタ 〜オサスナ下部組織出身のウンスエとジガンダの監督対決〜

セルタ・デ・ビーゴ対アスレチック・ビルバオの対戦は“旧友同士の”対決になりました。セルタ監督のフアン・カルロス・ウンスエとビルバオを率いるクコことホセ・アンヘル・ジガンダは共に育成年代をCAオサスナ下部組織で過ごした元チームメイトです。当時ウンスエはキーパーとしてチームを後ろから支え、ジガンダはセンターフォワードとしてナバーラ人選抜であるオサスナを前から引っ張る立場でした。ウンスエ氏は監督としてはこれまで第一監督としてはこれまでヌマンシアやラシン・サンタンデールを指揮するなど2部での経験があります。そしてヘッドコーチとしてはルイス・エンリケ氏の元でセルタ、そしてFCバルセロナで経験を積んできました。J11CEL-ATH2

この試合のウンスエのチームを見ると前チームのサッカーから影響を受けていると思えざる得ません。なぜなら昨年までのバルセロナのサッカーを共通する部分が多く見られるからです。433でプレーするセルタは右ウィングにエースのイアゴ・アスパスを配置し、外から中に入ってプレーすることを許します。これはメッシが担っていた機能を思い出せます。そのバランスの崩れを整えていたのがラキティッチですがそれをセルタではダニエル・ワスが行います。イアゴ・アスパスは中に入り相手のライン間でボールを受けたり、マキシ・ゴメスと2トップを形成していて相手センターバックの注意を大きく中央に寄せ付け結果的に外を使ったり、引きつけてその背後を味方に狙わせたりするところはメッシとスアレスの関係と大きく被ります。試合を通じてそういった昨年のバルサを彷彿させるプレーが要所要所に見られました。両センターバックのアンドレゥ・フォンタスとセルジ・ゴメスもバルサ出身の選手達です。それだけあって二人ともしっかりとビルドアップ力に定評があります。ただどちらもスピードに難があるということでビルバオのジガンダ監督はセンターフォワードにイニャキ・ウィリアムスを起用したのでしょう。とはいえビルバオは素材もアイデアもバルサの系統を強く汲むセルタに圧倒されて敗退してしまいました。

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